坪単価は確かに建物を建てる上で、重要なファクターの一つだと思いますがこれをすべて鵜呑みにしてしまい、後で後悔するといった声をよく耳にします。
ここで一般的な坪単価がどのようにして計算されているか、紹介したいと思います。
建築工事費 |
工事内容 | |
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1. |
解体工事費 |
古い建物がある場合、その解体、処分費用 |
2. |
事前調査費 |
地盤調査(ボーリング等)費 |
3. |
地盤改良費 |
地盤が悪い場合の杭工事、表層改良など |
4. |
本体工事費 |
仮設(足場など)躯体、内外仕上げ、設備工事 |
5. |
付帯工事 |
建物より外の電気、給排水設備工事 |
6. |
その他工事費 |
照明器具、空調(エアコンなど)フェンス、植栽工事など |
7. |
特殊工事費 |
床暖房、太陽光、カーテン、ソファ、テーブル工事など |
ハウスメーカー等が広告、CMで出している坪単価で使用する部分 | |
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一般工務店等が坪単価で使用する部分 | |
勝又設計建設が坪単価で使用する部分、場合によっては1、2、3も含みます。 |
工事費÷床面積=坪単価ですが、ほとんどのハウスメーカー、工務店はポーチ、吹抜、ベランダ、等も含めた床面積を記載されているので、床面積が当然通常より大きくなります。
そうすることで、坪単価をより低くみせているのが現状です。
勝又設計建設はコンセプトの項で書いたように、必要な工事は全て含めて計画いたしますので、ごまかしは一切ありません。
坪単価以上の価値を建物にどう見出し、お客様に喜んでいただけるかを常に心がけています。